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ご相談事例

坐骨神経痛。痛みで歩けず、夜は仰向けの姿勢で眠れなかったのが漢方で改善

【70代前半 女性】

少しでも歩くと右のお尻から腿にかけてきつい痛みが走るので歩けません。

座れますが腰を動かしても痛く、夜は仰向けの姿勢では眠れず足を伸ばすこともできません。

病院にかかってもう5ヶ月になりますが少しも良くならず、仕事も家事も何もできず辛くて困っています。漢方で良くなりますか? ということでご相談に来られました。


坐骨神経痛で痛がる高齢の女性

この方は病院で坐骨神経痛と診断されています。ロキソニン(痛み止め)をもらっていますが、飲むと体調が悪くなるので飲めないということです。 他の病気では糖尿病、高脂血症があり、血圧はやや高めで過去に軽い脳梗塞を2回されています。


西洋医学では坐骨神経痛の原因に腰椎の椎間板や脊柱管など骨のことばかりを重視しますが、漢方では腰骨を支えている筋肉の方をより根本原因として病態把握します。腰骨を支えている筋肉が弱ると、椎間板や脊柱管などの骨を支えきれず骨に歪みが起こります。それが坐骨神経を圧迫、刺激してお尻から腿にかけて痛みが走るようになります。

この方はお風呂に入って温めると痛みが少し楽になるということですので、足腰の筋肉を柔軟に丈夫にして、さらに足腰を温める漢方薬をお飲み頂きました。 そしてお菓子や油物を控えるよう食事指導もいたしました。

服用後20日:少しですが痛みが軽くなり動きやすくなりました。

服用後70日:腰を動かす時の痛みがずいぶん軽くなり、少しずつ歩けるようになりました。        夜寝るのに仰向けでも痛まず、足を伸ばして眠れるようになり喜んでおられました。

服用後3ヶ月:仕事や家事、そして畑仕事も以前のようにできるようになりました。用心して控えていた買い物にも行かれています。 ほとんどの痛みは取れたと喜びの声を頂戴しました。

さらに食事指導も頑張られましたので、HbA1c、LDLコレステロール、中性脂肪の検査数値も少し下がり順調です。
辛い痛みが戻らないように、さらに足腰の筋肉を丈夫にするよう継続されました。
                                        加美漢方薬局
                                          味好俊治


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