加美漢方薬局が選ぶ、乾燥肌におすすめの漢方薬5選
漢方では、乾燥肌は血の不足によるものと考えます。単純に貧血という意味ではなく、血液の含む栄養やホルモンが足りていないという意味です。血を補いつつ肌にうるおいをもたらす漢方薬を、加美漢方薬局が紹介します。

この記事の目次
胃腸に問題ない場合
血を補う生薬で、地黄(じおう)という生薬は胃にもたれやすいです。地黄を含む漢方薬は、胃腸に問題ない人にのみ使います。血を補う生薬には、ほかに当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)などがあります。
四物湯(しもつとう)
当帰(とうき)・地黄(じおう)・芍薬(しゃくやく)・川芎(せんきゅう)
血を補う基本の漢方薬です。血を補う生薬3種と血の巡りをよくする生薬1種が組み合わせられています。当帰は血を補い、心と脾に働きかけます。地黄は血と潤いを補い、心と腎を養う生薬です。芍薬は肝と脾に入り、血と潤いが漏れ出ないようにします。川芎は気血を巡らせ、補った血をよくめぐらせる生薬です。四物湯は、単体で使われることることはあまりありませんが、四物湯に他の生薬を足して作った漢方薬が多くあり、広く使われています。
当帰飲子(とうきいんし)
当帰(とうき)・地黄(じおう)・芍薬(しゃくやく)・何首烏(かしゅう)・荊芥(けいがい)・防風(ぼうふう)・蒺莉子(しつりし)・川芎(せんきゅう)・甘草(かんぞう)・黄耆(おうぎ)
四物湯をベースとした漢方薬です。皮膚の色艶が悪くかゆみがある場合に使います。四物湯部分(当帰・地黄・芍薬・川芎)は血と潤いを補い体に巡らせる働きがあります。荊芥は痒みを止め、肌の水分量を増やす生薬です。 防風と蒺莉子も痒みを止める働きがあります。何首烏は血と潤いを補い、血が足りないがゆえのかゆみや痛みを止める生薬です。黄耆は体力を補う働きがあり、特に肌に働きかけて皮膚の肉芽形成を助けます。甘草は消炎作用と各生薬を調和させる働きがあり、かゆみを止めつつ他の生薬を助けます。
味麦地黄丸(みばくじおうがん)
地黄(じおう)・山茱萸(さんしゅゆ)・山薬(さんやく)・牡丹皮(ぼたんぴ)・茯苓(ぶくりょう)・沢瀉(たくしゃ)・麦門冬(ばくもんどう)・五味子(ごみし)
地黄をメインにした漢方薬で、体のほてりや粘膜の乾燥に使う薬です。 地黄で血と潤いを補います。また、地黄・山薬・麦門冬は肌粘膜のうるおいを補う生薬です。五味子は補った潤いが漏れ出るのを防ぎます。山茱萸は体を温め、牡丹皮は血の巡りをよくする生薬です。茯苓は胃腸に溜まった水を除きつつ、余計な水分を尿として出します。
胃腸が弱い場合
地黄を含まない漢方薬を使います。血を補う生薬として、当帰(とうき)をメインに使います。しかし、当帰も、とても胃が弱いと胃にもたれる場合が。そんなときは四君子湯や六君子湯など、胃腸に力をつける漢方薬をまずおすすめします。
温経湯(うんけいとう)
桂皮(けいひ)・呉茱萸(ごしゅゆ)・川芎(せんきゅう)・芍薬(しゃくやく)・牡丹皮(ぼたんぴ)・麦門冬(ばくもんどう)・阿膠(あきょう)・人参(にんじん)・甘草(かんぞう)・生姜(しょうきょう)・半夏(はんげ)
皮膚の色艶が悪く粘膜が乾燥している場合に使います。体を温め血行をよくする作用もあるため、生理痛や生理不順にもおすすめです。桂皮と呉茱萸で身体全体を温めます。当帰・芍薬は血を補う漢方薬です。川芎と牡丹皮は補った血を巡らせて全身に栄養を届けます。麦門冬と阿膠は潤いを補い、肌粘膜の乾燥を防ぎます。阿膠には血を補う働きも。人参・甘草・生姜・半夏は胃腸を動かしつつ消化吸収力を高め、他の生薬の吸収をよくします。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰(とうき)・芍薬(しゃくやく)・白朮(びゃくじゅつ)・川芎(せんきゅう)・茯苓(ぶくりょう)・沢瀉(たくしゃ)
貧血であまり胃が強くない場合によく使います。 当帰と芍薬で血を補いながら体を穏やかに温める漢方薬です。水分循環をよくするのでむくみにもおすすめです。当帰と芍薬で血を補い、体を温めます。川芎で気血の巡りをよくし、補った血を全身に巡らせます。茯苓と沢瀉は体を冷やす余計な水分を尿として外に出す生薬です。
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