漢方薬で不妊症の体質改善 自然妊娠しやすい体づくりについて
不妊症は年齢のせいだから仕方がないと諦めていませんか。
確かに年齢も不妊症の要素の一つですが、体質改善をすることで体の中から自然妊娠しやすい様にすることは可能です。
漢方は体質を改善するのに役立つことが知られています。
女性の体と妊娠する仕組み
性交をすればすぐに自然妊娠すると思っていたのに、なかなか赤ちゃんを授からないという悩みを持つ夫婦は多いです。
自然妊娠するためには約1ヵ月に1度放出される卵子が卵管に取り込まれ、卵子へたどり着いた精子と出会い着床しなければいけません。
残念ながら出会うことができなかった卵子は、厚くなった子宮内膜とともに体外へ排出され、これが月経と呼ばれています。
個人差はありますがホルモンの作用で、約28日周期ほどで1つの卵子が出る仕組みです。
このタイミングを狙って性交することで、受精する確率を上げることができます。
タイミングは排卵日の前後ですので、この時期が非常に大切です。
ただ、女性の体は非常にデリケートで月経の周期がずれることも少なくありません。
体質を改善するとはどういうことか
冬だけでなく夏でも手足が冷たいのは冷え性のためだと思っていませんか。
冷えというのは決していい状態ではないのに、自分は冷え性だからと納得している人が非常に多いです。
他にも疲れやすいことや、寝起きが悪いなど自分で体質だと思い込んでいる状態も同様です。
不妊には、冷えや睡眠不足が影響していることが分かっています。
卵胞が育つためにはある程度の体温が必要とされ、ホルモンの分泌を十分におこなうために睡眠を十分にとることが大切です。
そういった元々の体質を改善することが、不妊治療ではとても大切です。
東洋医学には、そういった体質改善をする考え方があるため、漢方薬にはその働きがあり、不妊治療に取り入れる人もいます。
1人1人の体の状態をきちんと診て、個人に合わせたものを処方してもらうことができます。
急な作用はありませんが、継続することで体の中から体質改善をしていくことができます。
不妊症と病院で言われた夫婦
不妊症で悩んで検査したけれども、男性も女性も悪いところが見つからないというケースが多いです。
その多くは年齢のためだと言われ、自分には改善できないものだと思ってしまいます。
しかし、同じ人でも体の状態は日によって大きく異なります。
いい生活習慣を続ければ体の状態は良くなりますし、その反対に悪くなることも多いでしょう。
不妊症と言われた夫婦の多くは、タイミング法から人工授精、体外受精とステップアップしていきますが、その前に漢方などで体質を改善することで妊娠しやすい身体にすることが大切です。
漢方で処方される薬など
漢方では血液や水の流れといったものに注目して処方しています。
特に不妊に悩んでいる方はめぐりが悪くなっていることが多いので、血行不良を感じている、むくみが気になるという方は是非漢方薬を利用してみて下さい。
月経の度に重い生理痛があることも決していい状態ではありません。
漢方薬の中には血液の流れをスムーズにして、余分な水分を排出し、肝血を補うことで体の状態を改善する作用のあるものがあります。
当帰芍薬散などの漢方薬が不妊症の方によく出されます。
漢方薬局では体の状態に合わせて、漢方薬をきちんと処方されるので自分に合ったものを飲むことができます。
初めのうちは飲みにくいかもしれませんが、継続することで味などにも慣れていき、多くの方がそれほど苦労されることなく服用しています。
おわりに
漢方薬は不妊症に悩む方に対して、体の中から体質改善をすることで妊娠しやすい身体にしていきます。
そのためには、冷えなど自分の体の状態を把握し、それに合ったものを飲まなければいけません。
実際に診て、お話を伺うことで1人1人にぴったりなものを処方することができ、効果を実感していただけます。
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