加美漢方ブログ
  1. HOME
  2. ブログ一覧
  3. 加美漢方薬局が選ぶ、うつ病におすすめの漢方薬5選
記
漢方

ブログ

漢方薬

加美漢方薬局が選ぶ、うつ病におすすめの漢方薬5選

精神疾患に漢方薬

漢方はうつ病で元気がなくなった心身を滋養し、回復させる助けができます。落ち込む・ふさぎ込む状態にも漢方薬が使えます。加美漢方薬局が選ぶ、うつ病におすすめの漢方薬を紹介します。

疲れやすい

帰脾湯(きひとう)

構成生薬:竜眼肉(りゅうがんにく)・黄耆(おうぎ)・人参(にんじん)・酸棗仁(さんそうにん)・当帰(とうき)・白朮(びゃくじゅつ)・茯苓(ぶくりょう)・遠志(おんじ)・木香(もっこう)・甘草(かんぞう)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)

食欲と元気がなく、ぼーっとしてしまう人向けです。胃腸を整えて栄養吸収をよくし、元気を補います。 竜眼肉・酸棗仁・当帰・人参は心身を滋養して落ち着かせる生薬です。黄耆・白朮・茯苓は消化器官に溜まったよけいな水分を吸収して尿として外に出し、胃腸を健康にします。黄耆はそれ自体に体力をつける作用があります。遠志は心を落ち着けつつ精力を補う生薬です。木香はよい香りで胃腸を動かし食欲をわかせます。生姜と大棗は胃を温め健康にする生薬です。ドラッグストアで売られている加味帰脾湯(かみきひとう)は、帰脾湯にイライラを取る生薬を加えた漢方薬です。

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

構成生薬:人参(にんじん)・当帰(とうき)・白朮(びゃくじゅつ)・地黄(じおう)・茯苓(ぶくりょう)・黄耆(おうぎ)・芍薬(しゃくやく)・遠志(おんじ)・甘草(かんぞう)・五味子(ごみし)・桂皮(けいひ)・陳皮(ちんぴ)

元気がなくて食欲もあまりないけれど、胃が弱いわけではない、という人に向きます。気持ちを落ち着け安らげる生薬も含まれているので、不安・不眠がある場合に適しています。人参・白朮・茯苓・甘草は消化吸収力を高め、体力をつける生薬の組み合わせです。黄耆は体力をつけつつ水分代謝をよくします。当帰・地黄・芍薬は血を補って体力をつける生薬の組み合わせです。遠志は気持ちを落ち着かせ、精力を補います。五味子も心を落ち着かせ、咳を止めて痰を取る生薬です。桂皮は体を温めて巡りを良くし、陳皮は胃を動かして食欲を出させます。人参養栄湯に似た漢方薬に十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)がありますが、これには気持ちを落ち着ける生薬は含まれていません。

気分が塞ぐ

加味逍遥散(かみしょうようさん)

構成生薬:柴胡(さいこ)・当帰(とうき)・芍薬(しゃくやく)・白朮(びゃくじゅつ)・茯苓(ぶくりょう)・生姜(しょうきょう)・薄荷(はっか)・山梔子(さんしし)・牡丹皮(ぼたんぴ)・甘草(かんぞう)

自律神経を調整して気持ちを落ち着かせる漢方薬です。生理前症候群(PMS)にもよく使われます。柴胡はイライラを和らげ、交感神経(活動するときに興奮する神経)の興奮を鎮めます。当帰・芍薬は血を補って心身を滋養する生薬です。茯苓は気持ちを落ち着かせ、胃腸に溜まった水分を尿として外に出して消化器官を健康にします。白朮も胃腸に溜まった水分を抜いて胃腸をよくする生薬です。生姜は胃を温めて健康にし、吐き気を抑えます。薄荷は余計な熱を取って頭痛を抑え、頭と目をスッキリさせる生薬です。山梔子は体の熱を取っていらいらを押さえ、牡丹皮は体の熱を取りつつ血行をよくします。

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

構成生薬:柴胡(さいこ)・黄芩(おうごん)・半夏(はんげ)・人参(にんじん)・竜骨(りゅうこつ)・牡蠣(ぼれい)・茯苓(ぶくりょう)・桂枝(けいし)・大棗(たいそう)・生姜(場合により大黄を足す)

ストレスが強い人の不眠や不安によく使う漢方薬です。柴胡と黄芩はイライラを抑え、ストレスによる胸の脇のハリ・痛みを鎮めます。竜骨と牡蠣は鎮静作用があり、精神を安定させる生薬です。茯苓・半夏・生姜は胃に溜まった水分を抜き、吐き気を押さえます。桂枝は体の巡りをよくし、興奮で気が頭に上がりすぎるのを押さえます。人参は体力をつけて消化吸収力を高める生薬です。大棗は胃を健康にし、他の生薬を助けて薬効を高めます。

葛根湯合半夏厚朴湯(かっこんとうごうはんげこうぼくとう)

構成生薬:葛根(かっこん)・麻黄(まおう)・桂枝(けいし)・芍薬(しゃくやく)・甘草(かんぞう)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)・半夏(はんげ)・厚朴(こうぼく)・茯苓(ぶくりょう)・蘇葉(そよう)・生姜(しょうきょう)

葛根湯と半夏厚朴湯を合わせた薬で、市販の葛根湯と半夏厚朴湯を単体ずつで出して使う場合が多いです。肩や首のこりを取りつつ、胸をスッキリさせます。葛根湯は桂枝と麻黄で体を温めて汗をかかせ、葛根で熱を下げて筋肉のハリを和らげます。芍薬・甘草・大棗は筋肉のこりを取る補助、生姜は汗をかかせる補助です。半夏厚朴湯は半夏と生姜で吐き気を押さえ、香木と蘇葉のよい香りで胃を動かして胃に溜まったものを下に送り、胸をスッキリさせます。茯苓は胃に溜まった水分を抜いて胃の余計なものを取り除く助けをする生薬です。

うつ病には大阪の加美漢方薬局にご相談を

漢方薬はうつ病治療のよい補助ができるだけでなく、体質に合えば比較的早く効果が出ます。多くの漢方薬をご紹介しましたが、お一人お一人の体質、症状によってお合わせする漢方薬は違ってきます。大阪・加美漢方薬局では体質、症状を詳しくお聞きし、一番適した漢方薬をお合わせ致します。
何でもお気軽にご相談下さいませ。


全国の皆様よりお電話でご相談承ります。お気軽にご相談ください。

加美漢方薬局

Address. 大阪府大阪市平野区加美東3-17-16
Phone. 06-6793-0609
Open. 10:00-18:00
Holiday. 木曜・日曜・祝日