つらい下痢には漢方を!おすすめの漢方は?
「頻繁に下痢になる…」「治ったと思ったのにまた下痢になってしまった…」というお悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、つらい下痢を自分で改善する方法とおすすめの漢方についてご紹介していきます。
この記事の目次
つらい下痢を自分で改善する方法はある?
一番良いのは病院に行くことですが、「とりあえず今は自分で下痢を改善したい…」という場合、以下の方法を試してみましょう。
食生活の改善
「辛いものの摂り過ぎ」「消化に悪いものを食べた」「暴飲暴食をした」ということが下痢につながってしまうことがあります。
下痢に悩まされている時は、できる限り消化に良いもの・栄養価の高いものを食べるようにし、上記のような腸に負担をかける食べ方や刺激を与えてしまう食べ物を避けるようにしましょう。
また、暑い季節であっても一時的に冷たいものを摂取するのは控えるようにしてください。
下痢は体の抵抗力が弱っている状態であるとも考えられるため、抵抗力を上げる食事を行うことも大切なのです。
具体的な食べ物としては、おかゆ・柔らかいうどん・卵・豆腐・ヨーグルト・りんご・バナナなど、腸に優しく栄養価の高いものを選んで食べるようにしましょう。
ストレスを上手く発散する
ストレスを溜めてしまうと自律神経が乱れてしまうのですが、消化管の運動にもその影響が及び、便通に異常が生じてしまうのです。
下痢の原因にストレスが関係していることは決して珍しいことではありません。
そのストレスを少しでも軽減できるよう、ストレスを上手く発散するようにしましょう。
「睡眠時間を多めに確保する」「リラックスする時間をつくる」「趣味を楽しむ」など自分に合ったストレス発散方法を見つけて、精神的・身体的な「疲れ」を解消できるようにしてみてください。
下痢が繰り返されてつらい場合は漢方がおすすめ!
漢方において下痢というのは「胃腸に水分が過剰に溜まってしまった『水毒』の状態」であると考えられています。
過剰な水分が胃腸に溜まってしまうと、腹部・腰が冷えてしまいます。
その結果、腹痛・下痢・お腹のハリ・ガス溜まりなどの胃腸トラブルにつながってしまうのです。
漢方には胃腸を温める効果に加えて、過剰に溜まった水分を体の外に排出してくれる効果もあります。
繰り返される慢性的な下痢に悩まされている方にも、漢方の服用は非常におすすめです。
下痢におすすめの漢方は?
下痢におすすめの漢方を一緒に見ていきましょう。
五苓散(ごれいさん)
先述でも少し触れましたが、漢方における下痢は「水が体内に滞った状態」であると考えられています。
「五苓散」はそのような体の働きをサポートし、体内に溜まった過剰な水分を体の外に排出できるよう働きかけてくれます。
下痢以外に、むくみ・急性胃腸炎・吐き気などの症状にも効果的であるとされています。
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
下痢・便秘が繰り返される症状は、漢方で「体の血・気のバランスが乱れている状態」であると考えられています。
排便が困難な場合やお腹が張って痛むという場合は、この血・気のバランスを整えることで腸の働きが正常になります。
下痢以外に、腹痛・便秘・しぶり腹などの症状にも効果的であるとされています。
おわりに
今回は、つらい下痢を自分で改善する方法とおすすめの漢方についてご紹介しました。
つらい下痢を自分で改善させる方法をいくつかご紹介しましたが、慢性的な下痢に悩まされている方は漢方を服用するのがおすすめです。
漢方は下痢の症状を緩和するだけでなく、腸の働きを正常に戻してくれます。
「なぜかよく下痢になる…」「下痢の症状がひどくて辛い…」という方は、ぜひご紹介した漢方の種類を服用してみてください。
全国の皆様よりお電話でご相談承ります。お気軽にご相談ください。
Address. 大阪府大阪市平野区加美東3-17-16
Phone. 06-6793-0609
Open. 10:00-18:00
Holiday. 木曜・日曜・祝日